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#屋外広告 #ターポリン

2週間で役目を終える屋外広告の素材寿命と役割寿命の格差をなくす。

渋谷の街に目を向けてみると、街に掲出されている屋外広告が産業廃棄物として捨てられおり、その多くが焼却処分されています。

また、屋外広告の役割の寿命は広告掲載期間の2週間〜1ヶ月で屋外広告に多く用いられているターポリンやメッシュ素材の寿命は5〜6年と役割寿命と素材寿命のギャップも大きい現状があります。

役割を終えた屋外広告を回収、再加工、販売することで、渋谷の街に循環させていきます。廃棄されるはずだった屋外広告をアップサイクルすることで個性ある素材として利用価値が生まれ、一過性の役割だった屋外広告の次の役割を創造していきます。

技術

シークレット地紋で広がる可能性

再利用を困難にしている知財の壁。

屋外広告で大きな壁となったのは、屋外広告を製作するのに多くの人が関わることで生じる知的財産にありました。デザイナー、広告主、タレントやモデル、関わった人たちそれぞれに保護されるべき権利があります。
関わる人たちすべての許可や確認、了承を得ている間に役割を終えた屋外広告は廃棄されていきます。 この知財の壁をこえるためグラフィックデザインで解決することにしました。それは、情報を隠蔽することが出来るシークレット地紋を応用した印刷を屋外広告に施すという方法です。これによって屋外広告に生じる知財を隠することができました。また地紋の柄はシークレット地紋のルール内でデザイン性を持たせることが可能です。つまり、グラフィックデザインと掛け合わせることで地域性やブランドごとのオリジナリティといった付加価値をつけることが出来るようになりました。

※こちらのサンプルは比較のため半分地紋をかけています。地紋半分で権利が解決するものではありません。

採用事例

広告で使用したターポリン素材を廃棄することなくアップサイクルした事例

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